予備校に通うことは、勉強に行くことだと思っている人が多い。もちろんそうであるが、そこに通っている人は仲間であり、ライバルである。結果的に絆が生まれたりすることになり、その絆から恋に発展するということも少なくはない。人間は、怖い思いをしてドキドキすると恋愛と勘違いするということがあるということを聞いたことがないだろうか。もちろん、それはすべてということにはならないが、今ではいい思い出という人もいる。
男も女も予備校に通っている浪人生であれば、恋愛している暇はないということになりそうではあるが、恋愛というものは時間や暇などの都合で始められるものではない。逆に言えば、恋愛したくてもできないということだ。この状況に置かれている人は世の中にたくさんいる。予備校に恋愛の良い思い出があるという人は、その後にうまく進学できたか、結婚相手を見つけられているかなど、順調にいっている人に多い気がするのは私だけか。予備校に思い出をつくりに行っているわけではないが、結果的に思い出として残るということで、後付けの形になっていることが多い。
恋愛も同じく、いつの間にか好きになっていた。どこが好きかというのは、好きな人に理由をつけようと後から探してしまうことも多い。実際には、心の奥底の気持ちに火がついたのではあるが、何となくここに惹かれたのかなと自分に言い聞かせるために、ここが好きということを言ったりする。よって、予備校での恋愛した過去も結果論なのだ。